大企業に入りたい人「大企業に入りたい。大企業に入れば勝ち組だと聞く。本当に大企業に入れば勝ち組なの?大企業のメリット・デメリットは?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 大企業に入社したら勝ち組の時代は終わりました
- 大企業のメリット・デメリット
- 大企業に入る最大のメリットは「規模の大きな仕事に携わることができること」
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、長年勤務してきました。
その中で経験した大企業の実態について共有していきます。
大企業に入社したら勝ち組の時代は終わりました
一昔前は「大企業に入社できたら勝ち組だね!」といわれていました。実際私が入社した時も周りからは羨ましがられ、親族も喜んでくれていました。
勝ち組だといわれる理由として、以下のものが挙げられます。
- 安定した雇用
- 高額な報酬
しかし、ここ何年かで世の中自体が大きく変わりました。
- 終身雇用制度の崩壊
- 大企業社員の給与は伸びず、個人が稼ぐ時代
終身雇用制度の崩壊
ここ何年かは多くの大企業でリストラが行われています。
日産自動車
ANA
シャープ
パナソニック
パイオニア
etc…
また日本一の大企業、トヨタ自動車の社長も終身雇用制度は崩壊しつつあることを認めています。
「中小企業やベンチャーと変わらないんじゃないですか?」と思われるかもしれません。
その通りで、大企業の雇用安定がなくなってきた、つまり大企業のアドバンテージが無くなってきています。大企業はもともと個人にスキルが貯まりにくい構造となっており、もしリストラに合うと悲惨な状況が待っています。
大企業のリストラについては以下の記事で詳しく解説しています。
大企業社員の給与は伸びず、個人が稼ぐ時代
近年、大企業の社員の給料は伸びていません。そして、なによりも個人が大きく稼げる時代になりました。
- Youtuber
- SNSのインフルエンサー
- ブロガー
etc…
個人が発信できるようになり、大きな組織に所属しなくともお金を稼ぐ方法が多く出現しました。
こういった背景から大企業に入社すること=勝ち組という時代は終わったのです。
大企業のメリット・デメリット
では大企業のメリット、またデメリットは何なのでしょうか?それがこちらです。
- メリット
- 規模の大きい業務に携われる
- 失敗しても許される
- 論理的思考力の高い人が多い
- 福利厚生がいい(ホワイト)
- ちやほやされる
- 海外勤務のチャンス
- 賢い生き方を学べる
- デメリット
- スキルが身に付きにくい
- 無駄な業務が多い
- 望まない転勤がある
- 管理職になると辛い
- サラリーマンなので給料が頭打ち
上記のようなメリット・デメリットがあります。大企業に入っても勝ち組ではないといっても、大企業に入るメリットは多いですね。
大企業のメリット・デメリットに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
大企業に入る最大のメリットは「規模の大きな仕事に携わることができること」
大企業に入るメリットのうち、最も大きいのが「規模の大きな仕事に携わることができること」です。中小企業やベンチャーだとなかなかできない規模の仕事に携われます。
自分の携わった製品が世の中に出回り、人々に多くの影響を与えます。これを大きな魅力ととらえるかどうかで、大企業を目指すべきかどうかが決まります。
私も新技術開発に携わり、開発した技術が使われた製品を数万人という多くの方に愛用していただくという経験をしました。小規模の会社にいては経験しづらいことでしょう。
「中小企業やベンチャーでも多くの人に影響を与えることはできるよ!」と思われるかもしれません。
確かにその通りですが、大企業の方が実績も多く、多くの人に影響を与えられる仕事ができる可能性はグンと高くなるでしょう。
まとめ:世の中に多くの影響を与えたい場合は大企業を目指すべき
記事のポイントをまとめます。
- 近年は必ずしも大企業が勝ち組とはいえなくなっている
- 理由は以下2つ
- 終身雇用制度の崩壊
- 大企業社員の給与は伸びず、個人が稼ぐ時代
- 大企業のメリットは「規模の大きな仕事に携わることができること」
- 世の中に多くの影響を与えたい場合は大企業を目指すべき
今回は以上です。
自分にとって大切な価値観に合わせて、大企業を目指すのか、中小企業やベンチャーを目指すのかを決めたいですね。
自分に価値観にあった環境で仕事をし、人生を充実させていきましょう。
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