こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 在宅勤務が維持できているのは半分ほど
- 生産部門は在宅勤務ができていない
- 在宅勤務のメリット
- 在宅勤務のデメリット
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、長年勤務してきました。
工場勤務と研究開発の両方を経験しており、両部門含め様々な部門の実態や情報を収集しています。
これらの情報をもとに大手メーカーの在宅勤務事情について詳しく解説していきます。
在宅勤務が維持できているのは半分ほど
現在、新型コロナウイルスが流行が収まりつつある中、生産部門ではほぼ在宅勤務はできていません。研究開発部門などでは在宅勤務が維持できているのは半分ほどです。
メーカーなので実際に物を触ることが多いためです。 研究開発部門などでも実験や検証など物を使った業務が多いので、なんだかんだ在宅勤務はできていません。
[st-kaiwa1]物をあまり扱わない部門は在宅勤務が多いんじゃないの?[/st-kaiwa1]
その通りで、事務系の部門は在宅勤務が多いですね。PCのみで仕事がある程度完結できる部門は在宅勤務が多いです。
生産部門は在宅勤務ができていない
上でも述べましたが、生産部門は在宅勤務ができていません。 まさに物を扱う職場だからです。
工場勤務の人はほとんどが毎日出勤している現状です。
[st-kaiwa1]それじゃあ生産現場はいつまでも在宅勤務ができないんじゃないの?[/st-kaiwa1]
これに関しては生産現場は将来的にも在宅勤務ができないと思います。実際に物を生産する現場では今のところ在宅勤務は現実的ではありません。
生産管理の部門などならばテレビ電話なども利用すれば対応可能です。
在宅勤務のメリット
続いて在宅勤務のメリットを解説します。
以下の3つです。
- 上司や同僚から頼まれることが少なくなる
- 同僚との雑談が減る
- 同僚からの質問が減る
上司や同僚から頼まれることが少なくなる
- 会社ではことあるごとに上司や同僚から雑事など頼み事が発生しますが、在宅勤務では頼まれることが少なくなります。
- 頼まれることが減った分、本来自分がしなければいけない業務をすることができます。
同僚との雑談が減る
会社で席が近いと気がつけば雑談をしていることがあります。雑談はコミュニケーションとしては必須ですが、必要以上にしている時も多いのです。
話しながらする作業はミスが起きやすく、話しながら考えることは至難の業です。
この雑談が減ることにより業務に集中する時間が増えます。
同僚からの質問が減る
同僚からの質問が減ります。必要な質問であればいいのですが、案外聞かれることはちょっとググればわかるようなことや、以前話したことなどを再度聞かれるなど必要ではない質問だったりします。
在宅勤務でも重要な質問はメールや電話などで連絡が来ますし、今まで多くの時間を占めていた不要な質問に答える時間がなくなり、業務効率が上がります。
在宅勤務のデメリット
続いて在宅勤務のデメリットを解説します。
以下の4つです。
- 同僚へのちょっとした依頼がしづらくなる
- 同僚へのちょっとした質問がしづらくなる
- Web会議のネットワーク品質が低い場合、ストレスを感じる
- データをPC上のみで閲覧しなければならずストレスを感じる
同僚へのちょっとした依頼がしづらくなる
ちょっとした頼み事をしたいときに在宅勤務では依頼がしづらくなります。在宅勤務のメリット「上司や同僚から頼まれることが少なくなる」の反対ですね(笑)
頼み事をされにくくなって快適にもなれば逆に頼み事もしづらくなりストレスを感じることもあります。
同僚へのちょっとした質問がしづらくなる
これも上と同様で、ちょっとした質問をされにくくなって快適にもなれば逆にちょっとした質問もしづらくなり、特に経験の浅い社員はストレスを感じることがあります。
Web会議のネットワーク品質が低い場合、ストレスを感じる
社内のネットワークが貧弱であったり各家庭のWifi環境などが良くないと、Web会議などでタイムラグなどが発生し、ストレスを感じます。
Web会議を快適に行うための環境構築をしなければいけません。
データをPC上のみで閲覧しなければならずストレスを感じる
データをPC上で閲覧することが多く、作業効率が悪い場合があります。会社ではモニターを二つ使用していたり、データを紙で印刷することにより作業効率を上げていました。
家庭でのモニターの準備やプリンターの準備などの環境構築が必要です。
まとめ:大手メーカーでの在宅勤務はまだまだ改善の余地がある
記事のポイントです。
- 大手メーカーで在宅勤務ができているのは半数程度
- 生産部門の在宅勤務は厳しい
- 在宅勤務のメリット
- 上司や同僚から頼まれることが少なくなる
- 同僚との雑談が減る
- 同僚からの質問が減る
- 在宅勤務のデメリット
- 同僚へのちょっとした依頼がしづらくなる
- 同僚へのちょっとした質問がしづらくなる
- Web会議のネットワーク品質が低い場合、ストレスを感じる
- データをPC上のみで閲覧しなければならずストレスを感じる
今回は以上です。
大手メーカーでは在宅勤務がまだまだ充実しているとはいえません。大手メーカーへの入社を検討している場合は念頭に置いておきましょう。