大企業へ転職を考えている人「今勤めている会社を辞めたい。残業も多いし、給料も低い…。もっと待遇の良い大企業に転職したいな。でも自分には大企業で通用するような特別なスキルも立派な学歴もない…。それに年齢も若くない。大企業に転職できるならすぐにでも転職したいけど、どうせ無理だろうな。」
こういった悩みに答えます。
✔本記事の内容
- 大企業には誰でも、いつでも、転職できる
- 入りたい大企業への転職戦略
- 現時点で「できること」が「武器」である
- 転職への最短ルート
結論から言うと、誰でも大企業に転職できます。(もちろん正社員です)
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、研究開発職と生産現場の両方を経験しています。
どの部署にも中小企業から大企業に転職してきた先輩がたくさんいました。
転職サイト等の「転職させる」側の話ではなく、実際に大企業へ「転職した」側の、諸先輩方のリアルな実体験をもとに大企業への転職ノウハウを共有します。
大企業には誰でも、いつでも、転職できる
- チャンスをしっかりと見ていますか?
- 大企業はいつだって人手不足
- 学歴がなくても、年齢が高くても人が欲しい
チャンスをしっかりと見ていますか?
大企業には誰でも、いつでも、転職できると言ったって、「そんなうまい話があるか!」とツッコミが入りそうですが、実際の話チャンスは星の数ほどあります。
そう、そのチャンスを見ていないだけなのです。
実際、某転職サイトで大手企業の求人(年収600万円以上)を検索しました。
赤枠のところを見ると、11,141件もあります。めちゃくちゃ多いですよね。
2020年8月現在、コロナ禍でもこの多さです。
職種を営業に絞ってみました。
1,179件もあります。やはりめちゃくちゃ多いですよね。
職種を技術職のSE・インフラエンジニア・Webエンジニアに絞ってみました。
3,121件。もはや説明するまでもなく、引く手あまたの状況です。
このように、常に大企業は人が喉から手が出るほど欲しいのです。
つまり、大企業への転職チャンスをしっかり見ましょうということです。
では、なぜこんなに大企業への転職チャンスがあるのか?
理由は「人手不足」です。
大企業はいつだって人手不足
大手メーカーにいて感じることですが、大企業はいつだって人手不足です。
「従業員が何百、何千、何万といて人手不足な訳がないだろう!」と思うかもしれませんが、人手不足です。
実態として、人数は揃っていますが実際に「動ける人」は少なく、事務所でヤフーニュースを一日中見ているといった「動けない人」が一定数います。
つまり、大企業は「動ける人」を常に欲しがっている、常に求人を出しています。
学歴がなくても、年齢が高くても人が欲しい
私の会社でも、毎年 学歴が高卒でも中途採用で入社されている方がたくさんいます。
もちろん20代が多いですが、30代も全然います。バリバリ活躍されています。
実際先ほどの求人サイトでも、「学歴不問」「年齢不問」の案件は多数見受けられます。
つまり、学歴・年齢は関係ありません。誰でも転職できます。
※学歴があれば/年齢が若ければチャンスはより多くなります。ですが、そもそも大企業への転職チャンスは星の数ほどあります。掴み取るチャンスは一つで良いので、多少チャンスが少なくても問題ありません。
入りたい大企業への転職戦略
- 入りたい「本命大企業」に入るために、「大企業」に入る
- 短期目線だけでなく、中期目線を持つ
- まずは会社選びの条件設定を緩くする
入りたい「本命大企業」に入るために、「大企業」に入る
大企業に入りたいと言ったって、ただ単に大企業に入るだけでは満足できないと思います。
入りたい「本命大企業」があるはずです。その「本命大企業」は業界最大手であったり、待遇が良かったり、事業が魅力的であったりするため、転職難易度は上がります。
ではどうすればいいのか?
答えは、「一度大企業に所属すること」です。
大企業に所属していたことを武器に、「本命大企業」に転職するのです。
「本命大企業」の転職面接のアピールの場面で、全く同じ業務をしていたとしても、中小企業の中で従事していたのか大企業で従事していたのかでは、天と地の差があります。
それほど大企業に所属すること自体が価値があるのです。
※もちろん大企業を挟まずに中小企業→本命大企業も挑戦すべきで、直接本命大企業に転職するのがベストです。ただうまくいかなかった時に、上記のように一度本命ではない大企業を挟むのが有効です。
※STEP1の大企業とSTEP2の本命大企業は同じ業界であるほうがいいです。業界経験者は転職において一つの強みとなります。
短期目線だけでなく、中期目線を持つ
中小企業 → 大企業 → 本命大企業の2STEPを踏むため、2~3年の中期目線で転職しましょう。
中小企業 → 本命大企業にこだわりすぎて、2~3年を超えるどころか、本命大企業に行けないなんて結末だけは避けましょう。そもそも3年超えて転職する気力が持続するかも疑問です。
中小企業 → 大企業に1年以内に転職、大企業→本命大企業に1~2年以内を目安に転職するのがおすすめです。
まずは会社選びの条件設定を緩くする
といことで、まずは とにもかくにも大企業に属するため、転職先の条件設定を緩くします。
給料、勤務地、業務内容の条件をある程度緩くし、大企業への転職のハードルを下げましょう。
そして本命大企業への転職に向けて、大企業勤務実績を作るのです。
現時点で「できること」が「武器」である
「そんなこと言ったって自分にはなんのスキルもないよ!」と思うかもしれません。
結論、それでも大丈夫です。
誰でも絶対に何かしら会社で習得したことがあるはずだからです。
人はなかなか自分を客観的に見れないものです。入社時の自分と今の自分の違いを考えてみてください。できるようになったことはたくさんあるはずです。それは、立派な武器です。またできるようになるまでに経たプロセスも大きな財産であり、武器と言えます。
あなたの持つ武器を欲している大企業はきっと見つかるはずです。
転職への最短ルート
- 情報収集 量と質が大事
- 効率良く面接をこなす
- 転職エージェントサービスの利用が必須
- 即行動しよう
情報収集 量と質が大事
まずは情報収集が必要不可欠です。
量について。
自分の求めていることは何なのか?自分の入りたい企業はどこなのか?いくつ候補があるのか?待遇はいいのか?今受けられそうな企業はどこなのか?
etc…。
調べるべきことは山のようにあります。
質について。
主に上記で調べたことが正しいのか検証が必要です。
ネットの口コミサイトだけではなく、実際に対象の企業で働いている方のお話を聞けるのがベストです。
また転職エージェントの話も最新の業界情報が常にアップデートされているので質は高いと言えるでしょう。
効率良く面接をこなす
STEP1の中小企業→大企業とSTEP2の大企業→本命大企業とで転職活動のスタンスを変えるのがおすすめです。
STEP1の中小企業→大企業は数を打つことが重要です。目的は「とにかく大企業に入ること」だからです。
逆に、STEP2の大企業→本命大企業は数を絞りましょう。一つ一つ面接を受け、結果を受け止め、悪かった点を分析し、そのうえで次の面接に臨みましょう。精度を丁寧に上げていくイメージです。
このようにSTEP1とSTEP2でスタンスを変え、効率よく面接をこなしましょう。
転職エージェントサービスの利用が必須
量と質が伴った情報収集や効率良く面接をこなしていくには、やはり転職エージェントの利用が必須です。
エージェントのサポートにより自分のするべきことに集中できるので、時間効率が非常にいいです。
転職エージェントは各社ありますが、それぞれに以下特徴があります。
超大手転職エージェント
■マイナビエージェント
大手の転職エージェント。私も利用しましたが対応が丁寧で親身に相談に乗ってくれます。
■リクルートエージェント
最大手の転職エージェントなので案件が豊富です。迷ったときはここに登録すれば間違いないです。
■パソナキャリア
ここも大手です。首都圏や大阪、名古屋の地域に強い。
IT特化 転職エージェント
■マイナビIT AGENT
サポートが手厚く、IT転職に必要な基礎知識や面接対策を個別にアドバイスしてくれます。
■レバテックキャリア
IT特化。優良企業からスタートアップまで多くの企業を取り扱っています。
■TechClipsエージェント
高年収のITエンジニアの転職に特化。首都圏エリア限定。
不動産業界特化 転職エージェント
宅建Jobエージェント ・・・不動産業界を専門に転職をサポート。
保育士特化 転職エージェント
保育士転職のイクテン! ・・・保育士特化。「転職成功お祝い金」最大20万円や「引っ越しサポート金」最大10万円など手厚い補助も。
※他にも随時更新します。
即行動しよう
行動するなら早いほうがいいです。
コロナ禍で大変な時期ですが、大変な時期だからこそ転職希望者は減っています。だからこそ平常時よりも競争率はむしろ下がっているでしょう。
そして今求人を出しているところは切実に人が足りない企業です。本当にチャンスだと思います。
というわけで今回は以上です。あなたを欲している大企業はたくさんあります。チャンスを活かして人生を好転させましょう。
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