転職したい人「転職の面接の最後に逆質問される。どういったことを言えばいいのかな?何を見ているのだろうか?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 逆質問の意図
- マイナス印象を与える内容
- 転職して自分が活躍して会社に貢献する姿を具体的に妄想しよう
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、長年勤務してきました。
同僚には転職してきた方もしくは転職して別の企業へ行った方が複数います。
そして私自身も転職活動をした経験があります。
実際に転職した同僚たちと私自身の転職活動の体験をもとに、転職面接における逆質問について情報を共有します。
逆質問の意図
逆質問の意図は以下の通りです。
- 志望度を測る
- コミュニケーション能力を測る
- 性格の見極め
- 会社のアピール
- 認識違いの解消
- 志望者の不安解消
志望度を測る
応募者の志望度を測る目的です。
応募者がどれくらい会社について知っているか。
どれくらい調べているかを見ています。
すでに面接で話した内容や、HPやネットで記載されていることを質問するのは避けましょう。
コミュニケーション能力を測る
逆質問までは面接官発信の会話ですが、逆質問では志望者発信の会話となります。
会話の出だしや相手に答えやすい質問ができるかなどコミュニケーションの基礎を見ています。
性格の見極め
逆質問で志望者発信の会話内容によって、志望者の性格がおおよそ見ることができます。
ポジティブなのか、ネガティブなのか、論理的なのか、情熱的なのか。
ある程度良く見せることは必要ですが、無理に自分を作ることは避けた方がいいでしょう。
無理に自分を作ると入社した後に矛盾が生じてしんどいことになります。
会社のアピール
志望者の疑問に的確に回答することにより、堅実な会社としてアピールすることができます。
逆質問という形式により会社をアピールする効果が大きくなります。
認識違いの解消
相互コミュニケーションにより応募者の認識と会社の認識のずれを発見、修正することができます。
ずれがあることは別に恥でもなんでもないので、正直に疑問をぶつけ、認識のずれをできるだけ多く発見した方がいいでしょう。
志望者の不安解消
仮に内定が決まった場合、すでに出来上がったコミュニティの中に志望者は一人で飛び込むわけです。
もちろんは不安は多いでしょう。
こういった不安を少しでも取り除き、応募者のパフォーマンスを最大限に引き出すためにも逆質問を設定しています。
マイナス印象を与える内容
逆質問の内容次第ではマイナス印象を与えてしまう可能性があります。
マイナス印象を与えてしまう内容は以下の通り。
- すでに伝えた情報やネットで調べれば出てくる情報
- 曖昧な内容の質問
- 給与や休日のみの内容
- 面接官が把握していないであろう内容
すでに伝えた情報やネットで調べれば出てくる情報
すでに面接で話した内容や、従業員数や事業所の所在地などHPやネットで記載されていることを質問するのは避けましょう。
曖昧な内容の質問
「会社の雰囲気はどうですか?」など内容がざっくりしすぎていて面接官が答えにくい質問はやめましょう。
具体性を出すことがポイントです。
給与や休日のみの内容
給与や休日のみを質問すると、会社としては仕事に一生懸命取り組む気はないんだなととらえられてしまいます。
「○○の知識を自己啓発で身に付けて業務に活かしたいのですが、一カ月に自己啓発ができるようなまとまったお休みは取れますか?」
など、あくまで会社に貢献するための質問として休日などの質問はしましょう。
面接官が把握していないであろう内容
面接官が人事の方の場合、おそらく現場の詳細は分からないはずです。
そういった場合に現場のメチャクチャ詳細な内容を聞いても満足な答えは返ってこないでしょうし、状況に合わせた内容を選択できないという評価になります。
人事の方が知らなそうで、でもどうしても知りたい内容があれば、「細々とした内容なのでもしご存じであればで構わないのですが」と断りを入れると、面接官も内容を受け入れやすくなるでしょう。
転職して自分が活躍して会社に貢献する姿を具体的に妄想しよう
逆質問の際は、転職して自分が活躍し、会社に貢献する姿を具体的に妄想しましょう。
なぜなら逆質問するべき内容が見えやすいからです。実際に会社に行って日々仕事をこなす姿を真剣に妄想しましょう。
転職した入社一日目はどんなことをするんだろう?
いきなり誰かの元について実務を始めるのかな?
それとも研修があるのかな?
研修ならどこまでの内容を学ぶのか?
同僚との顔合わせは?
いつから自分で業務を回すのだろうか?
いつから回せるのだろうか?
どんな知識を身に付けておくべきなのか?
事前勉強で身に付けられるのか?
etc…
自分がはたいている様子について妄想に妄想を膨らませ、気になる点を洗い出しましょう。
[st-kaiwa1]妄想すると疑問がたくさん出てきてしまってどれを聞けばいいのか分からないよ![/st-kaiwa1]
そういった場合は優先順位をつけましょう。可能な限りはすべて聞きたいところですが、時間は有限です。
自分が働くかどうか決める基準となる質問は優先順位を高くしましょう。
あくまでも自分が転職して後悔しないために、自分のために逆質問を考えておきましょう。
というわけで逆質問の際は、転職して自分が活躍し、会社に貢献する姿を具体的に妄想しましょう。
まとめ:自分が転職した姿を具体的に妄想しまくって、自分のためにも逆質問に準備しておこう
本記事のポイントをまとめます。
- 逆質問の意図は以下の通り
- 志望度を測る
- コミュニケーション能力を測る
- 性格の見極め
- 会社のアピール
- 認識違いの解消
- 志望者の不安解消
- マイナス印象を与えてしまう逆質問の内容は以下の通り
- すでに伝えた情報やネットで調べれば出てくる情報
- 曖昧な内容の質問
- 給与や休日のみの内容
- 面接官が把握していないであろう内容
- 逆質問の際は、転職して自分が活躍し、会社に貢献する姿を具体的に妄想しよう
- 妄想した内容をもとに、自分が転職して後悔しないために、自分のために逆質問を考えておきましょう
今回は以上です。
自分が後悔しないためにも、しっかり逆質問の準備はしておきましょう。
自分にとって最高の転職を実現し、よりよい人生をつかみ取りましょう。