こんにちは、大手自動車メーカー開発経験者のタッペイ・ノジマです。今回は大企業への就職/転職を目指している方によく以下のような質問を聞かれます。
大企業への就職/転職を目指している人
「大企業って働きやすいとか規模が大きいというイメージがあるけど、実際どんな感じなんだろうか?大企業の日常が知りたいな。」
こういった疑問に大企業あるある10選を紹介します。
✔大企業あるある10選
- 「休め」「早く帰れ」が当たり前
- 福利厚生が充実している
- 「奥さんは専業主婦」が結構いる
- 調整業務が多い
- 1日中ネットサーフィンしているおじさんが多数いる
- これといったスキルが身に付かない
- 派閥がある
- 皆プライドが高い
- 顔も名前も知らない同期がたくさんいる
- どんな業務をするかは運次第
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーにて、開発職と生産現場の両方を経験しました。
大企業に勤める中で酸いも甘いも感じてきた私が、実際に経験した大企業あるある10選を紹介していきます。
大企業あるある10選
①「休め」「早く帰れ」が当たり前
大企業では基本的に休むこと推奨されます。
業務調整すればよっぽどのことがない限り有休はとれますし、積極的にとるように促されます。
また残業日であっても定時時間近くになると、上司は「早く帰れ」と促してきます。
大企業では休息することは正義です。
②福利厚生が充実している
家賃補助や自己啓発補助等のお金に関する福利厚生、ジム無料利用などのライフサポートなど、会社によって差はありますがどの大企業も高水準です。
保養所などもあり、正直種類が多すぎて使い切れていないこともしばしば。
③「奥さんは専業主婦」が結構いる
これ、結構います。
今のご時世、共働きが当たり前の時代に、奥さんが専業主婦をできるくらいの収入は保証されているということですね。
もちろん若くてまだ昇給していないときは共働きの夫婦が多いです。
④調整業務が多い
基本的に作業業務などは外部の業者にお願いすることが多いので、どういった風にしてほしいのか、どういった風に推進するのか、いつまでにどこまで推進するのか等調整する業務が多くなります。
また他社とのやり取りや他部署など、多岐にわたって業務を推進することが多いです。
⑤1日中ネットサーフィンしているおじさんが多数いる
1日中ネットサーフィンをしていて、定時になるとさっそうと帰っていくおじさんが必ずいます。
見ているのは基本ヤフーニュースです(笑)
こういったおじさんを養えるのも大企業の凄さです。
⑥これといったスキルが身に付かない
残念ながらこれといったスキルは身に付きにくいです。
調整業務が多いからです。
もちろんスキルが身に付く部署もありますので、そういった部署に行ったほうが自分の価値を高めることが来ますね。
⑦派閥がある
出身大学や上司によってやはり派閥があります。
それぞれの派閥で色が全然違いますので、自分の立ち位置をよく考え、行動する必要があります。
⑧皆プライドが高い
大企業にいる人は基本みんなプライドが高いです。恐ろしく。
今までの人生でそれなりに成功体験がある人ばかりなので、自分はできる人間だと思っている人が多いですね。
みんな自分の非を認めたがらないので、基本謝罪はしません。
また感謝もなかなかできない人が多いですね。
正直ストレスがたまる環境です(笑)
⑨顔も名前も知らない同期がたくさんいる
私の同期は約400人でした。もっと多いところでは2000人なんてところも聞いたことがあります。
もちろん、顔も名前も知らない同期がたくさんいます(笑)
結局知っている同期は多くて50人くらいになります。
本当に気の合う同期を探すことが大切です。
⑩どんな業務をするか運次第
どんな業務をするか、どんな部署に行くのかはぶっちゃけ運です。
自分のやってきたことを活かせる場合もあれば、全くの畑違いの場合もあります。
また同じ業務を長年続けることも珍しいです。基本はジョブローテーションでいろいろなことを経験させられます。
その時々の場で一生懸命やりきることが大切です。
今回は以上です。大企業はいい面も悪い面もありますね。
大企業のメリット、デメリットは以下の記事で紹介しています。
【大手自動車メーカー開発経験者が語る】大企業に就職/転職するメリット・デメリット