大企業への転職を目指している人
「大企業に転職したいけど、転職できたところで出世ってできるのかな。仮に出世はできるとしても出世スピードは遅いんでしょう?どうせ若くないと出世できないんだろうな」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 大企業への転職組も出世できます。ただし+αの特徴が必要です
- 出世スピードよりも出世の最高到達点が大事
- 転職入社時の役職が大事
結論を言うと大企業へ転職で入った人も出世できます。
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、開発職と生産現場の両方を経験しています。
どの部署にも中小企業から大企業に転職してきた先輩がたくさんいました。
その転職してきた先輩の中でも出世していった方の道筋をもとに、大企業への転職組の出世戦略を解説します。
大企業への転職組も出世できます。ただし+αの特徴が必要です
出世、昇進というのは「結果の査定」と「人柄の査定」です。
まず大前提に結果を出すための能力が必要です。これは転職組でもなく、そもそも出世するのに必要です。
加えて人柄の査定のために、特徴が必要です。転職組は新卒組と比べて大企業内での人脈が少ないので、自分の特徴で社内の人に覚えてもらうこと、そして社内の人から頼ってもらうことで信頼を積み上げます。
つまり、自分の持つ特徴で知名度UP+信頼UP→「人柄の実績」を積むことが必要です。
私の会社での一例を挙げると、中途入社で入って課長になっていた方がいたのですが、その方は「アイデアマン」という特徴を持っていました。
アイデアが出なければその人に頼るというような形で、社内での知名度と信頼を獲得し、出世していったそうです。
「でもそんな特徴、自分にはないよ!」ってと思うかもしれません。
一つの突き抜けた特徴でなくてかまいません。複数のちょっとした特徴をかけ合わせれば、それは立派な「特徴」となります。
自分の中で少しでも特徴だと思える部分を抜き出し、その掛け合わせでどのような特徴を生み出せるかを考えてみてください。
特徴があれば大企業への転職組も出世できます。
出世スピードよりも出世の最高到達点が大事
出世スピードは確かに遅いです。日系企業だと社内の暗黙のルールで次の昇進までの時間がおおよそ決まっていることがあります。外資系だとそうでもないですが。
それよりも出世の最高到達点を意識しましょう。スピードが速くても課長止まりはたくさんいます。スピードが遅くても愚直に結果と信頼を獲得できれば、出世した多くの人の最高到達点である課長よりも上に行くことができます。
補足して言うと、これは転職組とか新卒組とか関係なく、出世の現実です。そして優秀な人材が転職組だからといって部長にはしませんというのは企業としてありません。
「そんな優秀な人材にはなれないよ!」と思うかもしれません。
しかし、そもそも大企業での出世は難易度は正直高いというのが現実です。むしろ社外の文化を知っている転職組の方がその新しい価値観を武器に出世には有利になるかもしれません。
出世スピードよりも出世の最高到達点が大事であることを覚えておいてください。
転職入社時の役職が大事
もし年齢が若くなくても、転職時の役職・ポジションを高くすることは大事です。
私の会社でいうと、仮に35歳時点なら主任として入社すべきです。 また他社に転職した同期は、転職によって現在の会社のポジションより高いポジションで転職しました。
「そんなうまいこと最適なポジションで転職できないよ」と思うかもしれません。
しかし、ここは転職の際に転職エージェントなど使って、こだわった方がいい点です。
思い切ってハイクラスの転職エージェントを使ってみるのもいいかもしれません。
結論、転職入社時の役職は非常に大事です。
ということで、今回は以上です。
大企業に転職、そして出世して、影響力の大きい仕事をこなし世の中を変えていきましょう。