大企業への転職を考えている人「大企業への転職を目指しているが、大企業の子会社の方が入りやすそうだけど実際はどうかな?入れたとして子会社から親会社の大企業にいけるのかな?子会社勤務はつらいことってないかな?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 大企業の子会社への転職は難しくない
- 子会社から親会社への出向はある。ただし運が必要
- 子会社勤務でのつらいこと4選
結論、大企業の子会社への転職は難しくありません。
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、研究開発職と生産現場の両方を経験しています。
同僚の中には大手の子会社へ転職、さらに親会社へ出向してきた方が数人いました。
転職サイト等の「転職させる」側の話ではなく、実際に大企業の子会社へ「転職した」側の同僚のリアルな実体験から、大手の子会社への転職における現実を紹介します。
大企業の子会社への転職は難しくない
大企業の子会社への転職は難しくありません。
大手企業への直の転職と比べて難易度は格段に下がります。
競争率が下がるからです。
例えば、カメラや化粧品で大手と言われる富士フイルムですが、富士フイルムの関連子会社だけでも以下の種類があります。
- 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
- 富士フイルム医療ソリューションズ株式会社
- 富士フイルム エレクトロニクスマテリアルズ株式会社
- 富士フイルムエンジニアリング株式会社
- 富士フイルムオプティクス株式会社
- 富士フイルムオプトマテリアルズ株式会社
- 富士フイルム九州株式会社
- 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
- 富士フイルム静岡株式会社
- 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
- セルトラスト・アニマル・セラピューティクス株式会社
- 富士フイルムソフトウエア株式会社
- 株式会社富士フイルムテクノサービス
- 富士フイルムテクノプロダクツ株式会社
- 富士フイルムデジタルプレス株式会社
- 富士フイルム富山化学株式会社
- 富士フイルムフォトマニュファクチャリング株式会社
- 富士フイルムVETシステムズ株式会社
- 株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
- 株式会社富士フイルムメディアクレスト
- 富士フイルムメディアマニュファクチャリング株式会社
- 富士フイルムメディカル株式会社
- 富士フイルムロジスティックス株式会社
- 富士フイルム和光純薬株式会社
関連会社の数で見ても、親会社の富士フイルム一社より競争率は下がります。
「そんなこと言ったって大手の名前がついているので優秀な人が集まるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
これに関して、子会社の方が業務領域も限定されているので、優秀な人も分散し、さらにその領域の知識があれば転職の難易度はもう一段下がります。
子会社から親会社への出向はある。ただし運が必要
子会社から親会社への出向はあります。
しかし基本的に親会社の都合となり、親会社の空いたポストに入るのは出向者か、親会社の別の者か、転職者を取るのか。
このあたりは、自分が目指す大企業の傾向を知る必要があります。
※大企業の情報を知るには転職エージェントを利用するのがおすすめです
・・・大手転職エージェント。親身に相談にのってくれるのでここで情報収集してみるのもいいかもしれません。
転職エージェントのマイナビエージェント | 求人豊富・丁寧サポート
・・・ここも大手転職エージェントです。情報を多く集めるならここがベスト
「親会社へ出向できるとしても優秀な人じゃないと出向できないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
確かに親会社へ出向するひとは優秀な人が多いです。
ただし、子会社の中でもある程度領域は細分化されているので、競争率はそこまで高くありません。
子会社勤務でのつらいこと4選
- ①:子会社というコンプレックス
- ②:親会社の意向には逆らえない
- ③:親会社と比較して待遇は劣る
- ④:体育会系が多い
①:子会社というコンプレックス
子会社であれば、必然的に親会社と仕事する機会は多くなります。
その際に例えば、業務経験が浅い親会社勤務の若手にも下手に出ないといけません。
どうしても親会社と子会社という上下関係が生じてしまうので、子会社であるというコンプレックスを感じてしまうことがあります。
②:親会社の意向には逆らえない
親会社の命令は絶対です。
仕事において無茶な業務を押し付けられることもあります。
基本的にはイエスマンにならないといけないので、そこはつらいと思うかもしれません。
③:親会社と比較して待遇は劣る
やはり親会社より待遇は劣ります。
自分より経験が浅い親会社の若手でも、自分より給料が上なんていうのはザラにあります。
そのような待遇の差を受け入れられないなら辛く感じるかもしれません。
④:体育会系が多い
親会社から離れれば離れるほど、体育会系は多くなります。
ノリと勢いで仕事をしている人も多く、論理的な話し合いができない場合もあります。
体育会系が多い職場が苦手な人はつらく感じるかもしれません。
というわけで今回は以上です。
大手企業の子会社に転職してつらく思うこともありますが、大企業転職へのひとつの手ではあります。
自分にとって最適な方法を選んで大企業に転職し、充実した人生を送りましょう。
大企業への転職方法は以下の記事でまとめていますので、よければどうぞ。