大企業からの転職を考えている人「大企業から転職したい。大企業で働いていたことは有利に働くのかな?中途採用として大企業経験者はどんなことが求められるの?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 転職時、大企業勤務の経験は有利になる
- 転職の際に大企業経験者として求められること
- 選考の際は個人としての能力を重点的にアピールすべし
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、長年勤務してきました。
先輩や同期にベンチャー企業や中小企業に転職した方がたくさんいます。
この方々の経験談をもとに、今回は大企業からの転職で大企業勤務が有利であったことを共有します。
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大企業が合わない人の特徴10選【大企業経験者が語る】
転職時、大企業勤務の経験は有利になる
大企業からの転職時、大企業勤務の経験は有利になることが多いです。
理由は以下4つ。
- 厳しい競争に勝った経験
- 規模が大きいプロジェクトを推進
- 部署も複数ある会社で勤務
- 充実した研修制度
厳しい競争に勝った経験
大企業に入社するためには競争率の高い戦いを勝ち抜かなければなりません。
大企業勤務ということは、その戦いを勝ち抜いたということ。
能力としての期待値が高くなり、転職における選考においてもポテンシャルがある、と評価されます。
規模が大きいプロジェクトを推進
大企業で働いていると、大抵規模の大きいプロジェクトに携わることになります。
大規模プロジェクトに携わった経験は、「マネジメント能力がある」ととらえられ、高評価につながります。
部署も複数ある会社で勤務
大企業は部署も複数あります。
部署を複数またぐ業務もたくさんあります。
この経験が会社という「組織を理解している」と評価され、プラスの要素になります。
充実した研修制度
大企業は社員育成のための研修制度が充実しています。
その研修を受けたということは、社会人として働く上で重要な社会人基礎力が一定以上の水準で担保されいるということになります。
転職の際、採用側は一から教育しなくてもいいのでポジティブな要素としてとらえられます。
「大企業経験者が転職に有利だといったって、選考に落ちている人もいるでしょう?」と思われるかもしれません。
実際落ちる場合もあると思います。
ただその場合は、大企業経験者特有の「プライドの高さ」だったり、「転職時の条件の要求が高さ」があったりします。
このあたりは転職時は臨機応変に対応すべきです。
転職の際に大企業経験者として求められること
以下の3つです。
- 問題対応力
- マネジメント力
- 会社制度の整備
- 即戦力
問題対応力
大企業経験者は能力のポテンシャルを評価されています。
採用側はそのポテンシャルを活かして、従来解決できていなかった問題の解決をしてほしいと考えています。
転職選考時は、問題対応力を活用した実績を示せるといいでしょう。
マネジメント力
大企業経験者は大規模プロジェクトに携わった経験から、ある程度のマネジメント能力を期待されています。
マネジメント力を発揮することは必要となるでしょう。
会社制度の整備
大企業は会社の業務がスムーズに回るように制度やルールが整備されています。
中小企業やスタートアップ企業では、そういった効率的な制度やルールを構築してほしいというニーズもあります。
中小企業やスタートアップ企業に転職する際は、効率的な制度やルール構築も求められる可能性があります。
即戦力
大企業経験者には、社会人基礎力もある程度備えている分、即戦力として活躍することが求められます。
自分の知らない分野であっても、自発的に知識を蓄えるなどし、極力即戦力として能力を発揮できるようにしましょう。
選考の際は個人としての能力を重点的にアピールすべし
選考の際は個人としての能力を重点的にアピールしてください。
もといた大企業の看板がなくなったときに、どれだけ個人として価値を出せる人間なのかを示さないといけません。
この点を意識しないと、どこまでいっても「大企業の看板があったからその仕事ができたんでしょう?」とみられます。
「自分には個人としての能力なんてないよ!」と思われるかもしれません。
これに関して、自分ではたいしたことないと思っていることも、他者から見ると強力な武器になることもあります。
携わってきたプロジェクトや仕事の中で、自分の役割や実績を整理してみるといいでしょう。
他者視点からのフィードバックをもらう方法として転職エージェントを利用するのもいいかもしれません。
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今回は以上です。
大企業経験を活かして満足のいく転職をし、理想とする人生に一歩ずつ近づいていきましょう。