大企業からの転職を考えている人「大企業を辞めようか考えているけど、転職しないほうがいいのかな。周りはやめない方がいいというけれど。どういった場合にやめるべきなんだろう?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 大企業勤務は基本辞めない方がいい
- 個人のスキルアップを望む場合は大企業から転職すべし
- 大企業からの転職を迷っている方はまずは徹底的に自己分析を
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、長年勤務してきました。
同僚には大企業からベンチャー企業や中小企業に転職した方が複数います。
この方々の経験談をもとに、今回は「大企業から転職はしない方がいいのか?」という観点から情報を共有します。
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大企業が合わない人の特徴10選【大企業経験者が語る】
大企業勤務は基本辞めない方がいい
大企業は基本辞めない方がいいです。
なぜなら大企業勤務というのはめちゃくちゃ恵まれているからです。
規模の大きい仕事ができ、給料がたくさんもらえ、休みもしっかりもらえて残業代もちゃんと出ます。
会社の規模も大きいので、現在の仕事内容に不満があったり、人間関係に不満があっても部署異動ができます。
待遇が良く、職場も変えることができる。
これはかなり恵まれた環境といえます。
「そんなこといったってうちの会社は大手だけど待遇が良くないよ!」と思われるかもしれません。
これに対して、会社の給料や休みなど福利厚生を調べ、大手以外の会社とちゃんと比較してみてください。
大きな差が確実にあります。
総じて、大企業は基本辞めない方がいいです。
↓大企業勤務のメリット・デメリットは以下の記事にまとめています↓
【大手メーカー開発経験者が語る】大企業に就職/転職するメリット・デメリット
個人のスキルアップを望む場合は大企業から転職すべし
個人のスキルアップを望む場合は、大企業から転職した方がいいです。
大企業は業務が細分化され、個人として行う業務はプロジェクトの一部ということが多い。
大企業の構造上、個人としてどこでも重宝されるスキルを身に付けにくくなっています。
スキルを身に付け、個人としてレベルアップしたい!または、独立したい!と考えている方は大企業から転職した方がいいでしょう。
「大企業でもスキルは身に付くよ!」と思われるかもしれません。
確かにスキルは身に付きます。
しかし、個人としてそのスキルで他社でも戦っていけるかといわれると微妙だと思います。
所属している大企業内では有用なスキルが身についていたり、他社でも業務が細分化されていないと業務が完了できないような部分的なスキルであったり・・・。
個人としてどこでも重宝されるスキルを身に付けたい場合は大企業から転職した方がいいでしょう。
大企業からの転職を迷っている方はまずは徹底的に自己分析を
大企業から転職しようか迷っている方はまずは徹底的に自己分析を行ってください。
- なぜ自分は今の会社を辞めたいのか
- 今の会社内で解決できない問題なのか
- 今の会社で解決にどれくらいの時間がかかりそうなのか
- もし辞めるなら何を犠牲にできるのか
- 次の会社を選ぶ際の基準は何なのか
- 次の会社で働く目的は何なのか
etc…
注意点として、自己分析を行わずに身内に相談や転職エージェントに相談はしないでください。
家族や友人・信頼のできる同期に辞めようか相談すると最初は「本当に嫌だったなら辞めてもいいんじゃない?」といわれるかもしれませんが、本当に辞める段階にまでいくと「大企業は安定だし、もうちょっと頑張ってみたら?」と理由はあいまいに結果的に反対されることが多いです。
逆に自己分析を行わずに転職エージェントに相談した場合は、辞めたい理由もあいまいなままに「転職活動を進めつつ何が最善か考えていきましょう」と、だいたい転職活動をオススメされ、自分の転職したい理由も転職する目的も明確にできないまま転職活動と日々の業務で疲弊してしまいます。
家族への相談は絶対に必要ですし、転職の際に転職エージェントの利用は必須ですが、まずは徹底的な自己分析で自分の考えを明確にしたほうがいいでしょう。
今回は以上です。
自分の考えを明確にし、大企業にとどまるのか、大企業から転職して新たな環境でスキルを磨くのかを判断しましょう。
一つ言えることは、どちらを選んでも「正解」ということです。
自分の未来は自分の努力次第でどうとでもなります。
大事なのは後悔しないこと。
考え抜き、行動し、自分の理想の生活を実現していきましょう。
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