大企業への転職を考えている人「大企業への転職を目指しているけど、大企業に入社できたとしてついていけるかが心配。周りも優秀な人ばかりだろうし。ついていくのはどうすればいいのかな?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 大企業は優秀な人ばかりではありません
- 大企業に転職してもついていけます。吸収力を高めよう
- 積み上げてきた知識とスキルを発揮すれば自分の価値を出せます
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、研究開発職と生産現場の両方を経験しています。
どの部署にも中小企業から大企業に転職してきた同僚がたくさんいます。
その転職してきた同僚が大企業でうまくやっていくために実践したこと、また新卒で大企業で働く私が大企業での実態をあわせて、解説していきます。
大企業は優秀な人ばかりではありません
大企業は優秀な人しかいないと思われがちですが、全然そんなことはありません。
大企業で働く私の体感ですが、控えめにいっておおよそ3割の人は優秀ではありません。
3割のうち1割は一日中ネットニュースを見ているような「仕事をしようとしない人」、2割は仕事を手際よくできないいわゆる「仕事ができない人」です。
実際、パレートの法則という会社の売り上げの内訳の実態を示す法則なのですが、売り上げの8割を上げているのは全社員の2割で、残りの8割の人は売り上げの2割しか売り上げていません。
「でも大企業だと仕事のできない人でもそれなりに優秀なんじゃないの?」と思われるかもしれません。
確かに地頭は優秀ですが、判断力がなかったり行動力がなかったり、もしくは本人に仕事を上手くやる意思がなかったりと、能力を発揮する前提部分でつまずいている人が多いので、総じて優秀とはいえないです。
結論、大企業は優秀な人ばかりではありません。
大企業に転職してもついていけます。吸収力を高めよう
大企業でやっていく際に、まずつまずくのは大企業のやりかたです。
ルールやコンプライアンスがいっぱいで今まであなたが会社でやってきたやり方と大きく異なることが多いでしょう。
大企業では物を購入するだけでも、数多くの承認が必要で、Amazonで購入すれば1日で届くようなものも、1週間ほど手元に届くまでかかる場合もザラです。
こういった大企業のやり方に対して、スポンジのように吸収し、順応することが大事です。
「ルールやコンプライアンスに順応するだけじゃ大企業でやっていけないでしょう?」と思われるかもしれません。
確かにその通りで、ルールやコンプライアンスに順応するだけでは大企業では十分ではありません。
自分の価値を出さないといけません。次の項では価値の出し方を解説します。
積み上げてきた知識とスキルを発揮すれば自分の価値を出せます
あなたが今の会社で積み上げてきた知識とスキルを発揮すれば大企業で自分の価値を出せます。
実際大企業勤務の人はマネジメント業務が多く、持っているのはマネジメント能力と思考力で、専門的な知識とスキルは身に付きにくい。
あなたが今の職場で積み上げてきた知識とスキルは大企業では希少な能力であり、十分に価値を発揮できるといえます。
「そんなこといったって自分には知識とスキルはないよ!」と思われるかもしれません。
これに関して、あなたの会社では当たり前の知識も大企業では当たり前ではなかったりします。
実際大企業の人も、専門的な知識が必要なところは外部の企業に相談する場合も多々あるので、専門的な知識やスキルは大企業内で確実に需要があります。
自分の価値を発揮するために、積み上げてきた知識とスキルを発揮してください。
今回は以上です。
大企業に転職し、うまく順応して自分の価値を発揮することにより、やりがいのある仕事ができます。
仕事を充実させ、実りある人生を送りましょう。
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