転職を考えている人「転職するなら給料は高いほうがいい。求人には給与書いているけど給与交渉ってできるのかな?できるなら給与交渉はどう行えばいいのかな。いつ給与交渉すればいいんだろうか?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 給与交渉はできます
- 給与交渉の前に準備すること
- 給与交渉の方法
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに勤務し、研究開発職と生産現場の両方を経験しています。
規模が非常に大きい会社なので、どの部署にも様々な会社から転職してきた同僚がたくさんいます。
転職してきたたくさんの同僚の実体験をもとに、転職時の給与交渉の方法を解説していきます。
給与交渉はできます
転職時の給与は転職先の会社が決めるもので、転職者は決められないと思われがちですが、全くそんなことはありません。
転職者からの給与の希望額を伝え、交渉を行うことは可能です。
求人に給与は書いていますが、一例であることが多く、自分が納得した給与をもらうためには交渉は必須です。
給与の交渉の際には自分の経験が評価されます。
私の会社の同僚は給与交渉で20万円ほど年収が上がっていました。
約1か月分の給与なので結構デカいですよね。
こういった例からも給与交渉はすべきです。
優秀な人材でないと給与アップは難しい?
これに関しては、確かに優秀な人は給与アップしやすいです。
ただし、必ずしも優秀な人のみが給与アップするわけではありません。
自分ではたいしたことがないと思っている経験や実績でも会社によって評価が違うので、ダメ元で給与アップの交渉を行ってみるべきです。
※しつこく給与交渉したり、法外な給与を求めたり、業界水準からかけ離れている給与を求めたりするはNGです。
給与交渉の前に準備すること
さあ給与交渉しようかというときに丸腰では上がる給与も上がりません。
事前準備は非常に重要です。
以下給与交渉する前に準備として調査しておくものは3つ。
- 現職の給与
- 志望先の平均給与
- 業界の平均給与
- 自分の価値
現職の給与の把握
現職の給与を調べるのと、交渉には必要ないかもしれませんが自分の現状把握のために福利厚生なども調べておいた方がいいでしょう。
とりあえずは前年の年収を調べておきます。
志望先の平均給与
志望先の企業の平均給与はネットで調べれば出てきます。
年齢ごとに載っていればなお良しです。
もしネットで出てこない場合は転職エージェントなどに聞いてください。
転職エージェントが調査してくれます。
業界の平均給与
あとは転職先の業界の平均給与を調べましょう。
この平均から大きく外れた給与交渉はすべきではありません。
また転職先の企業の、この業界でのポジションも把握しましょう。大手なのか、平均的なのか、もしくは小さめの規模なのか。
これにより業界平均をそのまま基準にするのか、上、もしくは下の給与額を基準にするのかおおよそ見当がつけられます。
自分の価値
ここが一番重要です。
現職含めたあなたの経験を価値として整理してください。
数値化することが大事です。可能ならば”金額”に数値化するのがおすすめです。
金額が面接官にも一番価値として伝わりやすいからです。
「自分の仕事や業務によって○○円の利益を会社に生み出した」といえるようにしましょう。
「そんなこといったって自分の仕事ではお金に換算できないよ!」と思われるかもしれません。
そんなときは他の指標でも大丈夫です。
「顧客満足度○○%でした」
「性能を○○%向上させました」
など。
数値化することが大事です。
給与交渉の方法
では給与の交渉方法はどんなパターンあるのでしょうか?
以下の3つです。
- 転職エージェントに相談
- 面接時に交渉
- 内定後に交渉
転職エージェントに相談
特に転職エージェントを使っていないよっていうような人でなければ、基本的には転職エージェントに相談してください。
転職エージェントを間に挟むことにより、転職先に悪い印象は与えづらいです。
また的外れの給与交渉理由であった場合などには転職エージェントのところで一度止めてもらえ、交渉理由を再考できます。
基本的には転職エージェントに交渉を頼みましょう。
※転職エージェントは大手が確実です
・・・大手転職エージェント。親身に相談にのってくれるのでここで情報収集してみるのもいいかもしれません。
転職エージェントのマイナビエージェント | 求人豊富・丁寧サポート
・・・ここも大手転職エージェントです。情報を多く集めるならここがベスト
面接時に交渉
転職エージェントを利用していない場合は、面接時に給与交渉しましょう。
おすすめは一回目の面接です。
二回目以降の面接の場合は、給与額で折り合いがつかない場合、お互い無駄な時間になる可能性があります。
早い段階で給与交渉は行った方がいいでしょう。
また一回目の面接で400万円といった希望額を二回目以降の面接で500万円の希望額を伝えるといった、面接を進める中で希望額を変えるのはNGです。
希望額を徐々に吊り上げられると、面接官もいい気はしませんよね。
また面接の中で給与交渉の話をいきなり出すのは印象が良くありません。
会社の給与体系や福利厚生の話などを一度クッションとして挟みつつ、給与交渉の話に入るのがいいでしょう。
内定後に交渉
内定後に交渉もできます。
が、あまりオススメはしません。
内定を出すことは企業としては採用の保証をするものです。
給与など条件を決めたうえで、総合的に採用するかどうかを決めるので、その採用のための条件はなかなか変えることができません。
交渉するなら内定前にしましょう。
まとめ:給与交渉は準備してのぞみましょう
記事のポイントをまとめます。
- 納得のいくように給与交渉はしましょう
- 現職、転職先、業界平均の給与額を調査し、自分の価値も数値化して給与交渉の準備をしましょう
- 基本は転職エージェントに給与交渉を頼みましょう
- 転職エージェントを使っていない場合は面接一回目で給与交渉しましょう
以上です。
転職において給与は非常に大事な要素です。
納得のいく給与をもらい、豊かな人生を歩めるようにしましょう。
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