大企業について知りたい人「大企業に入れるのはすごいと聞くけど、実際日本の大企業の割合ってどれくらいなんだろう?やっぱり大企業に入るのは難しいのかな?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
- 大企業の定義はあいまい
- 大企業の割合
- 大企業に入るためには
この記事を書いているタッペイ・ノジマは、メーカー業界の大企業に勤務し、研究開発職と生産現場の両方を経験しています。
今回は日本における大企業の割合と、その割合から大企業に入るのは難しくないということを解説していきます。
大企業の定義はあいまい
大企業の定義というのは正式に定められていません。
世間で「大企業」というのは正直イメージで使われています。
「じゃあイメージで使っていいんだね!」
「自分にとっては社員3人ほどの企業も立派な仕事をしているから大企業と呼ぶね!」
となると話は進まないので、ここでは以下のように定義します。
これは中小企業の定義から定めました。
中小企業は日本の行政機関のひとつである「中小企業庁」があり、中小企業庁が明確に中小企業について定義しています。
「中小企業以上が大企業である」とした場合に、大企業の定義は上のようになるのです。
「大手企業」と「大企業」の違い
大企業は上で定義できました。
では「大手企業」は?
wikipediaで調べると、「大企業」の説明の中に以下のような記述がありました。
慣例として大手企業(有名企業のうち各業種のトップを占める数社~十数社)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BC%81%E6%A5%AD
完全にイメージですね。(笑)
ということで業界で有名そうなところは大手企業といいましょう!
大企業の割合
大企業に関する割合は以下の通りです。
- 大企業の数の割合は約0.3%
- 大企業の従業員数の割合は約35%
- 大企業の従業員のうち東京で働く人の割合は約20%
大企業の数の割合は約0.3%
中小企業庁の公表データ(2016年6月集計)から大企業の数の割合は約0.3%です。
「やっぱり大企業で働くって狭き門なんだ」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
大企業の従業員数の割合は約35%
同様に中小企業庁の公表データ(2016年6月集計)から、大企業の従業員数の割合は約35%です。
つまり、日本で働いている人のうち約35%は大企業勤めということになります。
こう見ると結構多くないですか?
大企業の中でも差はあれど、これだけ多くの人が大企業に勤めているのです。
大企業の従業員のうち東京で働く人の割合は約20%
更に、中小企業庁の公表データ(2016年6月集計)から、大企業で働く人のうち約20%は東京で働いています。
残りの80%の大企業社員が東京を除いた46都道府県に散らばっている計算になります。
東京の一極集中はすごいですね。
大企業に入るためには
以上のデータから、大企業に入るためには全体の35%に入ればいいのです。
そして地域別に見れば、東京を勤務地とするならば大企業に入りやすくなります。
大企業への転職方法は以下の記事にまとめていますので参考にどうぞ。
【転職したい人へ】大企業への転職方法【誰でもできる】
今回は以上です。
大企業勤めの人は意外と多く、大企業で働くことは思っているよりハードルが高くありません。
大企業で働き、やりがいのある仕事と好待遇でより良い人生を歩みましょう。