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大企業から転職する際に後悔すること10選【ベンチャー企業・中小企業へ】

投稿日:2020年9月20日 更新日:

 


大企業からの転職を考えている人「大企業で勤務しているけど、あまり合っていない。大企業から転職したい。でも大企業からベンチャー企業や中小企業に行くのは後悔しないかな?

 

こういった悩みに答えます。

 

✔本記事の内容

  • 大企業からの転職で後悔すること10選
  • 大企業から転職する前にやるべきこと

 

この記事を書いているタッペイ・ノジマは、大手メーカーに新卒で入社し、長年勤務してきました。

先輩や同期にベンチャー企業や中小企業に転職した方がいます。

この方々の経験談をもとに、今回は大企業からの転職で後悔することをまとめました。

↓大企業が合わない人の特徴はコチラ↓
大企業が合わない人の特徴10選【大企業経験者が語る】

 

大企業からの転職で後悔すること10選

  • ①:社会に与えられる影響が小さくなる
  • ②:安定を失う
  • ③:給料が下がる
  • ④:福利厚生を失う
  • ⑤:退職金と企業年金を失う
  • ⑥:経験のアドバンテージを失う
  • ⑦:優秀な同僚を失う
  • ⑧:雑務もたくさん行わなければいけない
  • ⑨:大企業勤めの肩書を失うこと
  • ⑩:親族を落胆させる

 

①:社会に与えられる影響が小さくなる

大企業勤務のいちばんの利点は大規模な仕事に携われることです。

大企業だと規模のおおきい仕事に携わりやすいので、社会に影響を与えている感覚が得られやすい。

しかし中小企業やベンチャー企業だと規模がどうしても小さくなるので、社会に対して影響を与えている感覚が得られにくいです。

IT業界だとベンチャー企業や中小企業でもインターネットの力で世の中を変えられるサービスは作りやすい傾向があります。

 

②:安定を失う

最近は大企業でも倒産のリスクがあるといわれますが、やはり大企業はベンチャー企業や中小企業に比べて倒産リスクが圧倒的に低いです。

政府の援助や同業他社の買収により大企業はつぶれることは稀です。

ベンチャー企業や中小企業ではそういった救済措置は少ないので、安定感には欠けます。

 

③:給料が下がる

やはり大企業はある程度の給料が毎月保証されており、またボーナスもたくさんもらえます。

その点、ベンチャー企業や中小企業は大企業ほど給料は出せません。

ボーナスも出ないところも多々あります・・・。

まずは自分の生活の支出を計算し、そこに対して年収いくらまで下がっても生活が成り立つかを具体的に計算することをオススメします。

その基準からベンチャー企業や中小企業でもやっていけるかを判断しましょう。

 

④:福利厚生を失う

残業代や定時退社日の設定、有給休暇の取得、家賃補助など大企業は福利厚生がバツグンに良いです。

これは大企業に勤めていると当たり前のこと過ぎて、この恩恵を受けていることをなかなか実感できていません。

ベンチャー企業や中小企業に転職するとこのギャップに苦しむかもしれません。

給料以外にもこういった福利厚生は比較した方がいいでしょう。

 

⑤:退職金と企業年金を失う

大企業では当たり前にある退職金や企業年金。

ベンチャー企業や中小企業への転職でこの老後への備えを失います。

国の年金制度が崩壊しかけている今、老後への金銭的備えが必要になる時代。

給料の数字だけではなくこのあたりの将来的に発生するお金も考慮した方がいいでしょう。

 

⑥:経験のアドバンテージを失う

大企業で勤める上で社内の慣習や社内ルールは必ずあります。

そういったルールを当たり前に理解していて順応していても、他社ではルールが全く違います。

ましてやベンチャー企業や中小企業ではそんなルール自体がなかったり構築中であったりして、その企業での順応に時間がかかります。

また大企業では、その企業内で構築した人間関係により仕事をスムーズに推進できることが多々あります。

他社へ転職するとそのような人間関係も構築しなおさないといけません。

 

⑦:優秀な同僚を失う

大企業にいるときは特段気づかなかったかもしれませんが、一緒に仕事をしていた同僚は世間的にみるとズバ抜けて優秀です。

仕事に関してもですし、プライベートにおいても賢い選択をしている方が多い。

そういった優秀な同僚の知見や知恵を失うのは長期的にみると大きな損失になります。

 

⑧:雑務もたくさん行わなければいけない

大企業では分業が進んでいるので、雑務を行わずに自分の仕事に打ち込めたシーンも多かったと思いますが、ベンチャー企業や中小企業ではそうはいきません。

なんでもあるものごとを推進しようと思ったときに、雑務というのはつきものです。

ベンチャー企業や中小企業へ転職する際は、その雑務を基本的にはすべて自分で処理しなければいけないという覚悟をもったほうがいいでしょう。

 

⑨:大企業勤めの肩書を失うこと

大企業勤めというのは、それだけで世間からある一定の信頼を得られます。

仕事において他社とのやり取りにおいても大企業の看板は非常に有効に使えます。

一方で、ベンチャー企業や中小企業ではそういった看板はないので事業や人の「中身」で勝負するしかありません。

肩書を利用しての仕事はできない覚悟を持ってください。

 

⑩:親族を落胆させる

大企業の肩書は親族にも影響します。

親族は大企業で働いているあなたを誇らしく思っていることだと思います。

しかし、ベンチャー企業や中小企業に転職した時から、「大企業で勤めている」という誇りはなくなり、親族の中でも人によっては落胆するかもしれません。

転職する本人のことではないですが、少し気になる点ではあります。

 

大企業から転職する前にやるべきこと

大企業から転職する前にやるべきこと。

それは「ベンチャーや中小企業にいく目的を言語化する」ことです。

スキルを学ぶのか、昇進したいのか、自分のやりたい仕事ができるのか、やりたい仕事は何のなのか。

目的をはっきりと言語化してください。

「なぜ、目的をはっきりと言語化するの?」と思われるかもしれません。

転職の目的を明確化し、転職前にその転職先で目的が達成できるかを徹底的に調べるためです。

どうやって調べるか?

転職エージェント、ベンチャー企業を探せるサイト(Wantedly)、会社の口コミサイト(OpenWorkなど)、あとは可能ならばその会社の人に直接会ってみることですね。

 

※おすすめ転職エージェントの情報を貼っておきます

パソナキャリア|キャリアアドバイザーの親身で丁寧なサポート

・・・大手転職エージェント。親身に相談にのってくれるので相談してみるのもいいかもしれません。

 

 

転職エージェントのマイナビエージェント | 求人豊富・丁寧サポート
・・・ここも大手転職エージェントです。情報を多く集めるならここがベスト

 

また目的を言語化しておくと、ベンチャー企業や中小企業に転職した後、その会社で正しかったのかを確認できます。

仮に目的に沿っていないときは、再度転職や社内での改善など次のアクションを取ることができます。

 

今回は以上です。

大企業からベンチャー企業や中小企業へ転職する際は、目的を明確化し、後悔のないようにしましょう。

そして理想の人生を歩んでいきましょう。

 

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